親が病院や介護施設にいるので空いた実家を売却したいという方は増えているかと思います。
不動産の売却は大きなお金が関わる話であるため、まずは不動産会社に相談するという方が多いのではないでしょうか。
実家の売却を検討されている方に向けて、売却する際のポイントを解説します。
売却相談の際には名義と権利書の有無を確認
売却相談となると複雑に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし売却のサポートは不動産会社が責任をもって行うのでご安心ください。
ここでは、不動産の売却をする際に確認しておくべき点を2つ解説します。
1つ目は、「名義が誰であるか」ということです。
名義は親の名義だと思っていたが、亡くなった祖父の名義になっていたとか、
親兄弟の共有名義になっていたというケースもあります。その場合、遡って
相続手続きをする必要があったり、親兄弟の同意も必要になってきます。
2つ目は、「権利書があるかどうか」です。
権利書とは「不動産と土地の所有権に関する権利書」の通称名です。
つまり持ち主がその不動産、土地を所有していることを証明するための書類ということですね。
権利書上には、所有権に加えて抵当権や賃借権、地上権が記されています。
権利書の形態については、紙から12桁の数字暗号による識別情報に変更されています。
不動産や所有者の情報は法務部によってコンピューター上で管理されているため、情報を確認する際は識別情報を公的機関に提示する必要があります。
権利証が紙から識別情報に移行したことによってセキュリティ面が強化されていますが、12桁の暗号が記載された識別情報を紛失する可能性があることや自分自身で不動産や所有者情報を見られないなどの不便な面もあると言えるでしょう。
名義変更や権利書の仕組みなど、専門的なことが多く不安なことも多いかと思います。
ご紹介した2点についてご自身で手続きを進めていく中でご不明な点がございましたらお気軽に当社までご相談ください。